茅ケ崎「ヌードルワークス 茅ヶ崎店」のらぅめん

2025年11月、茅ケ崎にある「ヌードルワークス 茅ヶ崎店(お店情報へ)」へ。 記憶があやふやだったのですが、お店の前に立った瞬間、ふと「ここ来たことあるな」と思い出しました。あとで調べたら、実に9年ぶりの訪問でした。 訪問時の様子 土曜日の14時前に到着。店内はほぼ満席で、最後の一席に滑り込み。 今回のオーダー 前金・食券制。今回は「らぅめん」(740円)をオーダー。麺の固さは「普通」でお願いしました。 スタッフさんの受け答えもハキハキとしていて、気持ちの良い対応です。 卓上アイテム 卓上には、醤油ダレ、ごま、紅しょうが、おろしにんにくが並んでいました。 らぅめん オーダーから3分も経たないうちに、あっという間に提供。スタッフさんのテキパキとした無駄のない動きで、「カップラーメンより早いじゃん」って心の中でつぶやいてしまいました。 スープはとろみのあるクリーミーなタイプ。口当たりはまろやかで、九州の醤油由来と思われる甘味が口いっぱいに広がります。熟成臭は注意深く嗅いでみないとわからないほど。あえて熟成臭は抑えてるのかもしれません。 麺は低加水の細ストレート。「普通」オーダーでも芯の固さをしっかり残した麺です。とろみのあるスープとの絡みは抜群。噛むたびに小麦の風味を感じられます。 大判の薄切りチャーシュー、半味玉、レタス、ネギ、のりと色とりどりの具材は、ビジュアル的にも映えて良いですね。とくに豚骨ラーメンでは珍しいレタスはシャキッとした食感が軽やかで、いいアクセントになっていました。 美味しくて、あっという間に完食。 まとめ 出身の「たまがった(お店情報へ)」と比べると、食べやすい仕上がりとなっていました。 リゾート地を彷彿させる店内の内装も手伝って、誰でも入りやすい良いお店だなと感じました。 もう一つのメニュー「泡らぅめん」も人気なようで気になりました。こちらは藤沢店の方で食べてみようと思います。 ごちそうさまでした。

2025-11-08

茅ケ崎「中海岸 大勝軒」の小盛ワンタン麺

2025年11月、茅ケ崎にある「中海岸 大勝軒(お店情報へ)」へ。 訪問時の様子 土曜日の13時ごろに到着。並びはなく、すぐに入店。私が座ったところで、ちょうど満席になりました。退店時には外に行列ができていたので、タイミングが良かったようです。 今回のオーダー 後金・口頭注文制。こちらは永福町大勝軒系なので、通常で麺2玉のボリューム。小盛りで一般的なラーメン店と同程度の1玉になります。 今回は「小盛ワンタン麺」(1,050円)と「生卵」(100円)をオーダー。 卓上アイテム 卓上には、醤油ダレ、ラー油、お酢、白こしょうが並んでいました。 小盛ワンタン麺 提供された一杯からは、まず煮干しの香りがふんわりと立ちのぼり、思わず箸を伸ばしたくなるような香ばしさ。 最初のスープの一口目は表面のラードの風味が主張し、煮干しはやや控えめ。 タレも強すぎず、塩味は穏やかで全体的にあっさりとしています。人によっては物足りなさを感じるかもしれないので、卓上の醤油ダレを加えて調整すると良さそうです。 麺は「菅野製麺所」製の中細ちぢれ麺。永福町大勝軒系といえば「草村商店」が定番ですが、茅ヶ崎市までは配達が難しいとのこと。 柔らかめに茹でられた麺は違和感なく、事前情報がなければ気づかないほど自然な仕上がりでした。 ワンタンは餡は少なめで、皮の食感を楽しむタイプ。皮は「草村商店」のものを使用しているそうです。チュルンとした皮は、麺とはまた違った食感で楽しませてくれます。 途中からは、生卵を溶いてスープをレンゲ二杯ほど加え、麺やワンタンをくぐらせて“すき焼き風”に。永福町大勝軒系では、この食べ方がとても好きです。 スープ表面のラードの膜のおかげで、最後まで熱々のまま完食しました。 まとめ さすがキャリアの長い店主さんだけあって、とても美味しい一杯を提供してもらえました。 個人的にはもう少し煮干しが効いている方が好みでしたが、あっさり好きな人には、これがたまらないと言う方も多そうです。 ごちそうさまでした。

2025-11-08

馬車道「梅光軒 横浜店」の醤油ラーメン

2025年10月、「横浜ハンマーヘッド」内の「JAPAN RAMEN FOOD HALL」にある「梅光軒 横浜店(お店情報へ)」へ。 「横浜ハンマーヘッド」と同時に開業した「JAPAN RAMEN FOOD HALL」ですが、この日をもって閉業。その中にあったこちらのお店は、以前食べたときにけっこう美味しかった記憶があったので、最後にもう一度と訪ねてみました。 訪問時の様子 平日の13時ごろに到着。約250席あるフードコートには、お客さんがちらほらといった様子。 「JAPAN RAMEN FOOD HALL」に4つあったお店も2つがすでに閉店していたこともあってか、最終日にもかかわらず寂しい入りでした。 今回のオーダー 前金・食券制。今回は「醤油ラーメン」(1,030円)をオーダー。 こちらは店員さんに食券を渡して、呼び出しベルをもらう、いわゆる一般的なフードコートスタイルとなっています。 醤油ラーメン 動物魚介のWスープは王道の旭川ラーメン。こちらはとくに動物系の出汁が強めに出た印象です。そこに香味野菜の甘み、醤油の塩味が加わり、絶妙なバランスのスープに仕上がってます。 麺は細ちぢれ麺でスープの持ち上げはなかなか良好。 具はチャーシュー、メンマ、ネギのシンプルな構成。なかでもチャーシューは脂身が少なく、お肉をしっかり食べている感があり、薄味ながらも満足度が高かったです。 美味しく完食。 食後に醤油のコクの余韻が残る感じも私好みでした。 まとめ 改めて食べてみて、横浜店は本店より美味しく感じました。 本場旭川と変わらないクオリティだったと思うのですが、「JAPAN RAMEN FOOD HALL」自体があまり話題にならなかったのが惜しいところですね。 これで北海道以外の「梅光軒」は閉店。また首都圏のどこかで食べられる日が来るといいですね。 ごちそうさまでした。

2025-10-31

新宿御苑前「小麦と肉 桃の木」の背脂生姜醤油つけ麺

2025年10月、新宿御苑前にある「小麦と肉 桃の木(お店情報へ)」へ。 こちらはつけ麺専門店です。もともとつけ麺をあまり好んで食べないこともあって、長らくブックマークしたままになっていました。今回がようやくの初訪問です。 訪問時の様子 土曜日の15時ごろに到着。閉店1時間前ということもあってか先客1名のみ。落ち着いた雰囲気の中でゆったりと食事ができました。 こちらはラーメン店では珍しく、女性スタッフのみで営業を行っています。この日も女性2人で丁寧に対応されていました。 今回のオーダー 前金・食券制。今回は「背脂生姜醤油つけ麺」(1,050円)と「生姜カレーテール丼」(300円)をオーダー。 背脂生姜醤油つけ麺 麺の上には色鮮やかな野菜が添えられ、華やかなビジュアル。こういうところに女性ならではの感性を感じます。 つけ汁はたっぷりのしょうがと背脂が浮いています。 「背脂」と聞くとこってりと濃厚そうなイメージですが、しょうがもたっぷり入っていて意外とさっぱりとした味わいに仕上がっています。 麺は「あさひや製麺」の幅広平打ち麺。表面はつるっとしてピロピロとした心地よい啜り心地。 麺量の表記は見当たりませんでしたが、体感では200g以上はありそうでした。 つけ汁の中には、たっぷりの豚バラ肉が潜んでいて、こちらも食べ進めるほどに満足度を高めてくれました。 私はスープ割は頼まないのですが、こちらではそば湯で割ってくれるとのことです。 生姜カレーテール丼 カレーの辛さとトロトロに柔らかく煮込まれたテールの甘さの絶妙なハーモニーが堪りません。さらに刻みしょうがのピリッとした辛さがアクセントを加えてくれます。 サイドメニューというより、主役級の美味しさでした。 つけ麺、カレーと交互に食べ進めて、どちらも美味しく完食。 まとめ 華やかな見た目に反して、しっかりと満足感のある一杯でした。 まさに「小麦と肉」という店名そのものを体現するような味わい。 とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

2025-10-25

神保町「排骨担々 五ノ井」の排骨担々麺

2025年10月、神保町にある「排骨担々 五ノ井(お店情報へ)」へ。 かつて渋谷にあった人気店「亜寿加(あすか)」で料理長兼店長を務められ、独立された方のお店と聞き、ずっとブックマークしていたお店。ようやく念願の初訪問です。 訪問時の様子 平日のランチ営業終了間際の15時前に訪問。 先客1名、後客1名、さらにテイクアウトのお客さんが1人と、静かながらも途切れずお客さんが訪れていました。 今回のオーダー 前金・食券制。今回は看板メニューの「排骨担々麺」(1,350円)をオーダーしました。 排骨担々麺 白胡麻がたっぷりと浮いたスープ。 辛さは控えめながら、胡麻の香ばしさがふわっと広がる優しい味わいです。 麺は「やべ製麺」の中細ストレート麺。「亜寿加」でも使われていた製麺所とのこと。 私は「亜寿加」は未訪なので、当時と同じものなのか比較はできませんが、適度な茹で加減でスープとの相性も抜群でした。 そして主役の排骨。注文のたびに揚げているようで、熱々のサクサク食感。時間が経つにつれてスープを吸い、じゅわっと柔らかく変化していくのも楽しいところ。 排骨の油が溶け出すことで、最初はサラリとしていたスープに徐々にコクが増していくのも印象的でした。 50年以上の「亜寿加」の歴史も感じられる一杯。美味しく完食です。 まとめ この日は連食だったためライスは控えましたが、排骨との相性は間違いなく抜群。次回はぜひライスも一緒に楽しみたいと思いました。 また担々麺以外の辛味のないメニューも充実していて、そちらも気になりました。 機会があれば、また再訪してみたいですね。ごちそうさまでした。

2025-10-24

神保町「沖縄特製ソーキそば 清井商店」のソーキそば

2025年10月、神保町にある「沖縄特製ソーキそば 清井商店(お店情報へ)」へ。 訪問時の様子 平日の14時ごろに訪問。店内は9割ほどの入り。ランチピークを過ぎてもこの賑わいには少し驚きました。 今回のオーダー 前金・食券制。今回は「ソーキそば」(1,000円)をオーダー。 食券を渡す際に店員さんへ伝えると、ミニサイズのライスかじゅーしーがサービスで付くようです。私はこの日は連食予定だったので、サービスは控えました。 ソーキそば スープはカツオ出汁が全面に出ていて、旨味の輪郭がくっきりしています。 沖縄で食べた時の沖縄そばは、もっとあっさりとしていましたが、こちらは首都圏向けにアレンジされたのか、やや濃いめのチューニングです。 麺は平打ちの細ストレート。表面はツルツルと滑らかで、啜り心地はラーメンに近い印象。 そして主役のソーキ。炙りが入って香ばしく、トロトロに柔らかく仕上がっています。これがめちゃくちゃ美味しかった。こんな絶品が大ぶりなものが3つも入っているのも嬉しいポイントです。 後半は卓上のコーレーグスを少量投入して味変。ほんのり辛味が加わって、スープがまた違った表情を覗かせてくれます。個人的にコーレーグスは大好きなので、この味変後のスープも美味し過ぎてレンゲが止まりませんでした。 美味しく完食。 まとめ 神保町といえば都内屈指のラーメン激戦区。そんな中で沖縄そば専門店というのは、しっかり差別化できているなと思います。人気なのも納得ですね。 そばだけでなく、サイドメニューも充実していて「ソーキのからあげ」なんかも気になりました。 次はそれらも目当てに再訪してみたいなと思いました。 ごちそうさまでした。

2025-10-24

日向和田「Ramen FeeL」の特上塩らぁ麺と醤油らぁ麺

2025年10月、日向和田にある「Ramen FeeL(お店情報へ)」へ。 こちらのお店は予約サイト「TableCheck」での完全予約制を採用しており、私も事前に予約しての訪問です。 訪問時の様子 都内とは言え、多摩地域の中でもかなり西部に位置する場所。車通りはそれなりにありますが、周りは山に囲まれた場所にお店はありました。 予約時間より少し早く着きましたが、席に余裕があったため、そのまま入店・着席できました。 今回のオーダー なかなか来づらい立地なので、この日は店内で連食することに。ちなみに事前の予約時に連食希望を伝える必要があります。 醤油と塩の連食をお願いしたところ、先に塩をおすすめされました。 それならばと1杯目に「FeeL The 特上塩らぁ麺」(2,100円)、2杯目に「FeeL The 醤油らぁ麺」(1,500円)をオーダーしました。 FeeL The 特上塩らぁ麺 ひと口目からしっかりと塩味が押し寄せてきて、見た目に反して力強いスープです。 このスープがとにかく絶品で、途中から溶け出した背脂の甘味、揚げネギによるアクセントも加わり、終始レンゲが止まりませんでした。 麺は自家製の細ストレート。やや柔らかめの茹で加減で、シルキーかつなめらかな啜り心地です。 具は特上にしたので、3種類のチャーシュー、2種類のワンタン、メンマと豪華な構成。 価格はやや高めですが、どれも丁寧な仕上がりで納得のクオリティでした。 食べ終わるのが惜しくなるほど、美味しくいただけました。もちろん完食・完飲です。 FeeL The 醤油らぁ麺 塩の完成度があまりに高く、正直霞んでしまうほどですが、こちらも相当なハイクオリティ。 私は醤油清湯だと、食後に醤油の余韻がふわりと残るタイプが好みなのですが、まさにその理想にぴったりの一杯でした。 塩に続き、こちらも完食・完飲でした。 まとめ 長らく食べ歩いていると、「美味しい」とは感じても、なかなか感動する機会はありません。けれど今回は、久しぶりにその感覚を思い出させてくれました。 特に塩は、自分の中での1位を塗り替えるほど。 首都圏でも屈指の名店と言って差し支えない、圧巻の完成度でした。 塩も醤油も大変美味しくいただけました。 遠路はるばる訪ねた甲斐がありましたね。ごちそうさまでした!

2025-10-22

神奈川新町「らぁめん たまがった 神奈川新町本店」のらぁめん

2025年10月、神奈川新町にある「らぁめん たまがった 神奈川新町本店(お店情報へ)」へ。 てっきり訪問済みだと思い込んでいましたが、あとで調べてみると支店しか行ったことがなく、本店のこちらは初訪問でした。 訪問時の様子 日曜日の夕方に訪問。先客1組、後客1組と静かな雰囲気。 店内には、ほんのり豚骨の熟成臭が漂っていました。 今回のオーダー 前金・食券制。今回は「らぁめん」(890円)をオーダーしました。麺の固さは「普通」でお願いしました。 らぁめん スープはとろみがあり、九州らしい甘味が全開。店内で感じた熟成臭は、スープからはほとんど感じられません。 麺は細ストレート麺。固さ「普通」は、固すぎず柔らかすぎず、ほどよい茹で加減に仕上がっています。基本的に麺は柔らかめが好みですが、このスープならむしろ固めの方が合いそうだなと感じました。 具はチャーシュー、ネギ、のりとシンプルな構成。その中でもチャーシューは薄切りのバラロールが3枚入りと豪華。これなら替え玉をしなくても満足できるボリューム感でした。 美味しく完食。 まとめ こちらでは自身のラーメンを「大分ラーメン」と謳っています。大分のご当地ラーメンと言えば、佐伯ラーメンが有名ですが、それとはまったく異なる一杯。 博多、久留米、熊本など、他の九州系とも違っていて、「大分ラーメンってなんだろう?」と疑問符が残りました。これはそろそろ現地に行って、確かめる時なのかもしれません。 ごちそうさまでした。

2025-10-12

阿佐ケ谷「白河手打ち中華 アサガキタ」の醤油ワンタン

2025年10月、阿佐ケ谷にある「白河手打ち中華 アサガキタ(お店情報へ)」へ。 訪問時の様子 日曜日のオープン直後の11時過ぎに到着。 並びはなかったものの、店内は9割ほどの入りで盛況でした。 今回のオーダー 前金・口頭注文制。今回は「醤油ワンタン」(1,150円)と「ビール中瓶(ラガー赤星)」(650円)をオーダー。 オープンから先着で40食限定の「肉付き鶏ガラ」のサービスがあるとのことで、こちらも合わせてお願いしました。 ビール中瓶(ラガー赤星)、肉付き鶏ガラ 最初に「肉付き鶏ガラ」が提供。中華そばに使用している国産地鶏のガラに、醤油ダレをかけたものだそうです。 これをアテにビールを喉へ流し込むと、至福の時間が訪れます。 それにしても、ラーメン屋で呑むビールってどうしてこんなに美味しいんでしょうね。 鶏ガラはサービスにしては想像以上にボリューミー。 小骨が多く、避けながら食べているとけっこう時間がかかります。 小骨と格闘しているうちに、ラーメンが先に到着してしまいました。 醤油ワンタン スープは醤油の主張は控えめ。おだやか鶏の素材の旨味がじんわりと口内に広がります。 白河ラーメンはもっと醤油のキレが強い印象を持っていましたが、いかんせん私の経験値が浅いので、これが店主さんの出身店「やたべ」の味なのか、それとも一般的な白河ラーメンの傾向なのかは分かりません。 麺は自家製の中太の手揉み麺。ピロピロとした啜り心地に、噛むとモチモチした食感が非常に楽しい麺です。 麺と同様にワンタンも皮がもっちりとしていて、こちらも私好みでした。 美味しく完食。ボリュームのある鶏ガラも加わって、お腹いっぱいになりました。 まとめ サービスの「肉付き鶏ガラ」は嬉しい一品でしたが、ラーメンの味に集中するという意味では、頼まない方が良かったかもなと思いました。 次に訪問するときは、サービスはお断りして「塩」をいただいてみたいです。 美味しかったです。ごちそうさまでした!

2025-10-12

みなとみらい「博多だるまJAPAN MARK IS みなとみらい店」のワンタンメン

2025年10月、みなとみらいの商業施設「MARK IS みなとみらい」の中にある「博多だるまJAPAN MARK IS みなとみらい店(お店情報へ)」へ。 訪問時の様子 平日18時過ぎに到着。前3人並び。 調理のペースを見ながらお客さんをさばいているようで、回転はややゆっくりでした。 今回のオーダー 前金・口頭注文制。今回は「ワンタンメン」(1,050円)をオーダーしました。 フードコート内のお店ですが、呼び出しベルはなく、オーダーカウンターからそのまま商品受け取りカウンターへ移動し、待つスタイルとなります。 調理時間の短い博多ラーメンならではの形式ですね。ただそのため、博多ラーメンではおなじみの「バリカタ」などの麺の茹で加減の指定はできないようです。 提供カウンターで待っているとき、ほのかに豚骨の熟成臭が漂ってきたのは驚きでした。 ワンタンメン 提供カウンターで感じた熟成臭がスープからもほんのわずかですが漂ってきます。おそらくこちらではスープを炊いてはいないと思いますが、どう仕上げているのか気になるところです。 そんなスープの第一印象は、塩味がバチっと押し寄せてきます。九州の甘めの醤油とは異なり、横浜の立地に合わせた味付けにしているのかもしれません。これはこれでありだとは思いますが、本場の味を期待して行くと、だいぶ印象が違うかもしれません。 麺は定番の低加水の細ストレート麺。スルスルと啜れます。 具材はチャーシュー、キクラゲ、ネギ、そしてトッピングで追加したワンタン。定番の構成で過不足なくまとまっています。よく言えば安定感があり、わるく言えば少し無難な印象に映るかもしれません。 さくっとあっという間に完食でした。 まとめ フードコートで食べられるラーメンとしては十分満足できるクオリティ。 全体的にまとまりのある仕上がりで、大手グループらしい安定感が光ります。 でもやはり本場に近い味を首都圏で求めるなら、お台場の「三代目 博多だるま(お店情報へ)」に行く方がより近い印象を味わえると思います。 ごちそうさまでした。

2025-10-10