2025年10月、尾久にある「麺処 富士松(お店情報へ)」へ。
訪問時の様子
お昼過ぎた13時ごろに到着。
ちょうどお客さんが何組か出てきたタイミングで、並ばずにすぐに入れました。
今回のオーダー
前金・食券制。今回は「塩らーめん」(1,100円)と「燻製たまご」(250円)をオーダーしました。
塩らーめん
提供された一杯は、麺線が美しく整えられた端正なビジュアル。
スープは鶏と節系が主体のようで、やや節系の風味が強めに感じられました。
出身店の「中村屋」の味の記憶はだいぶ薄れていますが、まったく別の方向性で、独自の味を確立している印象です。
麺は「三河屋製麺」の細ストレート麺。しなやかで啜り心地が抜群に良い仕上がり。
具材の中でも印象的だったのが、分厚めにカットされた2枚のチャーシュー。食紅は使っていないようですが、甘みがあって柔らかくジューシー。
券売機で見たときは「塩チャーシュー麺」が1,850円とちょっと高めに感じたけど、このチャーシューなら納得。原価も手間もかかっていそうです。
「燻製たまご」は大葉を添えて別皿で提供。
個人的に味玉よりも燻玉派なので思わず頼みましたが、これが大正解。
ラーメンの合間に食べると、良い箸休めになりました。
この日2軒目でしたが、気づけばペロリと完食。
まとめ
決して話題になっているお店ではありませんが、オープンから10年経っても支持され続けているのはやはり実力の証。
話題の新店を追うのも楽しいけれど、今まさに円熟期を迎えている2010年代オープンの名店に、これからもっと回ってみたくなりました。
とても美味しかったです。ごちそうさまでした!